調査書
No.00008


『ファイアーグレネード現象に関する報告』


監査官 愉 癒兎 少佐


当調査隊に於いて、DNA・RNAのアファームド・ザ・ストライカーを使用して得られたデータにより、次の事が判明した。

1.これはアファームド・ザ・ストライカーの改造に起因するものではなく、マインドシフトバトルシステムのバージョンアップに伴う仕様変更によって引き起こされたバグである。

2.この現象が起きるのは対戦相手のメインモニター及びスピーカーである。

3.この現象が起きる原因として、設置型グレネードの使用が約25発以上になると引き起こされるものである。

4.ファイアーグレネード現象の総体として相手側のモニターから見てグレネードが炎を撒き散らすようになる。また、スピーカーから流れる特殊な音波によってパイロットに直接的なダメージがある。

これにより、DNA・RNA双方共に不正の事実はない事が判明しました。
また、アファームド・ザ・ストライカーを使用するパイロットの技量誇示として、この設置型グレネードを連続で使用するという技があり、このことが結果的に相次ぐファイーアグレネード現象を引き起こす要因となったと思われる。
また、設置型グレネードは戦術的にも有効攻撃である事を追記しておく。


データ
1) DNAのストライカーによりF・グレ現象が引き起こす事に成功。
その時のRNAコクピットにのみ現象が見られた。
2) RNAのストライカーでもF・グレ現象を引き起こす事ができた。
その時DNA側コクピットでのみ現象が見られた。
3) パイロットを交換しても条件さえ満たせば現象を引き起こす事ができた。