ERLに付いて
リングレーザーに付いて
マイン類に付いて
ボーンスパイラルレーザーに付いて
スィッケンビームレーザーの資料
エネルギースフィアの開発資料
反射レーザー光線の開発資料
E.R.L.H.S.M.F.R.S.A.の秘密
デルタエンド

ERLの雌雄関係及び、ビット間の組み合わせによる効果に付いての報告書

ERLには属性が付与されている。
BとM。それは製造段階で付与される物である。
ERLはその為に、生まれながらにしてデフォルトで攻撃できる物が決められている。
それを便宜上ERLの雌雄と言われている。
そうなると明らかにERLは雌雄同体ということになるが・・・。
ERLは与えられる属性の他に、攻撃的属性と保守的属性が与えられる。
一般的に脚部に収納されるERLが攻撃的属性を有し、碗部に装備されるERLが保守的属性を与えられる。

ERLは雌雄の基本属性が付けられるわけだが、それは先も記したように属性変更で変えることが出きる。ただし、基本属性を交換するのでそれなりの負荷が掛かるため、ERLの回転数が必然と上がってしまう。但しこれといってマイナス面が有るというわけではない。

ERLの攻撃属性・保守的属性はERLの組み合わせの中ではかなり重要な位置を占める。
例えば、リフレクトレーザーは脚ERLが射出を担い、腕ERLが増幅装置を担う。
また、攻撃も、リングレーザーは腕ERLが全般的に弾消し能力が高く、脚ERLは弾消し能力は重視されていない傾向にある。
また、ERLの複合攻撃時のビットの個数によっても攻撃自体に帯びる属性も変わってくる。
これはB.A.L.のNamshi主査が研究していたことなのだが、ビットが2個だと反発し合う物が、4個だと引き合う物が発生する。
端的な例でリングレーザーの反発で照射されるハウスレーザーが挙げられる。あれは各ERLから照射されるリングレーザーが共鳴してより反発エネルギーを増す物であるが、その反発エネルギーが更に増える=4になると引き合う物になり、エンディングに代表されるサルベージレーザーとなる。
他にも2ERLだとエネルギースフィアとなる物が、4ERLだと簡易ブラックホールとなる。
ここに腕と脚の属性を混ぜるなら、腕ERLの電磁棒からは余剰エネルギーからエネルギースフィアが出きるが、脚ERLからは転倒制の高い電磁棒のみとなっている。
デルタエンドも4ERL技であるが・・・
尚、同じ4ERLでもリフレクトレーザーは厳密には2ERLの組み合わせなので反発エネルギーになっている。また、4ERLバルカンも、結局は1個1個のERL技である。
攻撃自体が単発になる物はやはり反発エネルギーであり、3ERL技も反発エネルギーの方が勝る。


リングレーザーの資料

リングレーザーはマイナス因子の共鳴がNeutral positionに来るように構成されている。
あのリング型には内円に向かってエネルギー崩壊が始まっており、一見透明に見えるリングの内側は一種の磁場が形成されており、そこを通過しようとする物質を崩壊へと導く。
これがリングレーザーの弾消し力の強さである。
干渉時の弾丸の質量や、低〜高の4段階の密度圧縮率にもよるが、大抵の弾丸はリング内の共鳴磁場で崩壊する。また、弾丸によっては崩壊によって磁場を霧散させる場合もあり、また、質量の高い弾丸の場合は磁場を一方的に裂いてしまう場合もある。

リングレーザーの中で4段階の密度圧縮率があるといったが、ダメージ値、弾消し値が低い物は低密度低圧縮となり、ダメージ値と弾消し値はそれぞれ密度と圧縮率によって左右される。
一般に立ち状態で撃たれるリングは低密度高圧縮のリングであり、立ち状態から脚ERLで放たれるリング、即ちしゃがみリングは低密度低圧縮リングとなる。低密度低圧縮リングは共鳴と力場形成が低い代わりに、一瞬力場が裂かれても低密度のため反発力が少ないためにすぐに元に戻る。
高圧縮になればなるほど、打ち消し力も強まるが、力場が裂かれた時に壊れ易いという性質を持つ。
また、低圧縮でも高密度となれば一度バランスが崩れた場合元には戻らない。すなわち相殺され易くなる。


マインの資料

マインは大きく分けて4種類ある。
フローティングマインとプロペラントマイン、そしてバウンシングマインとディップスチャージボム。
まず、フローティングマインの解説から入ろう。
フローティングマインは観察してもらえば分かると思うが、実は底と上部からレーザー状の物が出ている。実はこれが浮遊するための航行ユニットなのである。
そこから突き出たレーザーは陽電子であり、電子崩壊の際に出す粒子の反発を得ることで浮遊している。
また、回転しているのは、上下などの位置を固定するためであり、安定性が増すからである。
射出時に火薬内容量を調整することができる。

プロペラントマイン
様々な大きさをした直方体のフローティングマインである。
フローティングマインにも付いている上部の回転陽子はオートジャイロの役目を果たしている。
浮くための反発力は底の穴から出している。
このマインも安定性を得るために常に回転している。
色々な大きさがあり、火薬装薬量も全体的に多くなっている。
無論調整は可能である。
また、自動捕捉機能が付いている物もあり、一種の全自動兵器となっている。
プロペラントとは燃料の名前であるが、燃料を入れるタンクに似ていることからプロペラントタンクマインとなり、タンクが略されていった。

バウンシングマインは、その名の通り跳ねるマインである。
四本のスパイクが付いており、落ちる高度によって跳ねる高さも比例して変わる。
常に前後に回転しており、その為、ギリギリ跳ねた高さで乗り越えられない障害物でもスパイクを引っかけて転がり昇ることが可能。
また、浮遊能力も有しており、優秀な追尾力も持っているため、跳ねた後も凄まじい軌道修正を見せる。
スウィッチ機能でフローティング能力を全面に押し出すことが可能である。
その場合回転機能は完全に停止するが、跳ねる能力はやはりあり、通常は滅多に無いことだが、水平の地面などにぶつかった場合はぶつかった角度とは対象の角度で上昇する。

ディップスチャージボムは水中専用のマイン、むしろ爆雷である。
中心部に回転式のセンサーがあり、バウンシングマイン同様中心部は転がるように回転している。
火薬装填量が多めというのも特徴。
横幅があるためにヒット率も高い。


ボーンスパイラルレーザーの資料

腕ERLから照射される相殺制の高いレーザーは、素粒子とそれに対応する反粒子の両方で構成されており、粒子の中の一部の寿命を射出時に決めてあげることで、一定数進んだら折れ曲がるということが可能になった。
この場合の寿命は射出時に相手を捕捉していた場合に相手とのX/Y軸到達時である。


スィッケンビームレーザーの資料

このレーザーもボーンスパイラルレーザーと同じ原理を用いている。
ただし、こちらは反粒子の大半を消滅させてしまうために、レーザーの性質自体が曲がる前と後では異なる。
また、ボーンスパイラルとは使用する粒子が違うので粒子の寿命を完全に制御できていない。


エネルギースフィアの開発資料

簡易ブラックホール開発中に偶発的事故によって形成された。
簡易ブラックホール自体が、重力を高密度にした物ではなく、粒子間の共鳴によって吸引力を持たせた物なので、実際のブラックホールのそれとは多少なりとも異なるのだが、このエネルギースフィアは、この簡易ブラックホールを開発する段階の試行錯誤時に発見された。
ERLの個数による属性の違いは先に延べた通りだが、当時は全くその事に付いては解明されていなかった。故にERL二個や三個での実験が当然のごとく行われていた。その時にこの実験時に余剰エネルギーが球体を形成し、研究者は成功を確信したのだが、その球体は爆発。実験場の半分が消滅するという事故を引き起こした。
その威力があまりにも大きいために、虚数空間及び宇宙以外での使用を取りやめようということになり、C.I.S.航行用のバルケロスに装備されることとなった。
後に成功したブラックホールに対してホワイトホールとも呼ばれていたが、呼び名などはどうでも良いということになっている。
また、右腕ERL一個からでも形成できることから、デルタエンドのことを踏まえても保守的雄属性のERLは他のERLの追随を許さない能力を有していると見られている。


反射レーザー光線の開発資料

リフレクトレーザーは、バルバスバウの時の円筒内での攻撃力増幅という方式とは異なり、パラボラ方式で反射するという方式が取られており、より多角的な反射が可能になった。
ただし、薄い共鳴磁場で張られたパラボラ状に展開したビットに当たったビームは、その共鳴磁場で更なるエネルギーを余剰させるため、ただ反射させているわけではない。
また、保守的属性のビットの数分だけエネルギーを余剰させることもできる。


E.R.L.H.S.M.F.R.S.A.の秘密

通称鉄拳と呼ばれるそれは、ERLを高速回転させ、膨張させて射出している。
ERLと腕のジョイント部分は観察してもらえば分かるが、ERLの向きを固定した場合でも360度の自由度がある。
このハードポイントを磁力で一瞬にしてミクロ単位で切り離し、そして高速回転させることでERLの膨張現象が起こさせる。この時のERL銃腔内に射出腔から空気が取り込まれ、銃身のサイドに付いている射出時のガス排気用の穴から圧縮された空気が銃腔内で反流を催し流れ出てくる。
このエアーカーテンのおかげで、ERLを射出せずに待機させた場合は本体を覆うちょっとしたバリアーになる。
このバリアーで消せるのは圧縮率の低い攻撃と霧散し易い小規模の爆風である。

回転数が最高潮に達したERLを、ハードポイントの磁力を0にすることで射出させる。
その為、命中精度は低めだが、威力は申し分ないほどある。


デルタエンドのERL法則から読み解くERLの性質

保守的の雄ERL=右腕はエネルギー要素が高いようであるというのは今までの資料で明らかなことであるが、全体的に通してみると右腕と左足は対局にあるように思える。
デルタを例にして取ると、保守的属性のERLは、雄雌ともに重要な役割を担っている。
右腕はデルタ形成そのものを担い、左腕はやはり重要な底辺を担っているのに対し、攻撃的属性の脚ERLはデルタの範囲を決める補足的要因しか担っていない。このことは一つの例でしかないが、これに雄と雌の要素を加えることでERLの相関関係がはっきりしたものとなってくる。
腕ERL同士の対比の場合、雄ERLの方が連射も効き、より活発的であることが分かる。
脚ERL同士の場合も、雄ERLの方が雌ERLよりも遥かに活発的であることが分かる。
ただし、双方ともに属性を変更した後の方が活性力を増すというのは否めない事実でもあるが・・・。
ERLの攻撃バリエーションで対比した場合、攻撃的雌属性=左足ERLは、近接時にその使用が他と比べて1回数少ないことが分かる。
もっとも、こればバドスユニット装着時のデータであり、バロス、ケロスユニット装着時は再調整が成されている。
バルバスバウの時には雌雄の調整はほぼ固定であったのに対し、それでも左腕の調整が完璧でなかったことを考えると、ERLはもとより完璧な調和を取れる物ではないという結論にたどり着くのである。


直接的な関連性はないが、攻撃時のカウンター消費量の対比
リング=1
2WAYリング1セット=3
3WAYリング1セット=4
マイン=2
焼夷弾マイン=10
腕鬼マイン=6+1
ウニ=2
ウニ1セット(3発)=8
フヨイガ1セット=6
足鬼(横&後ろ)=6+1
足鬼(斜め後ろ)=4+1

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